(本体に縛ってあるヒモはほどかずにそのまま使用します。)
養生は冬場などとくに気温の低いときなどは細菌の増殖が遅く、時間がかかります。このようなときは以下の方法の他に、本体と飼育水をビニール袋に入れて輪ゴムなどで縛り、水槽にうかべておく方法でも可能です。
@5〜10L程度のポリ・プラバケツなどの容器に飼育水槽の海水を取り、BOXが完全に浸るくらいの深さまで入れます。
A中に活性底面BOXを入れます。BOXが内部の空気で浮きますので、上部のウレタン部分を軽く押し空気を出来るだけ押し出します。
Bそれでもまだ浮きますので、上にレイアウト用岩、あるいは水を入れたペットボトルなど、水に溶け出さない性質の重石を載せて起きます。この状態で、約3日間置きます。(水が少し白く濁ってくることもあります。)
※このとき、養生した水には亜硝酸が発生していますが、これは飼育水の硝酸塩を還元した副作用であり、異常ではありません。もし気になる方は、養生終了後にBOXを入れたままエアーレーションしていただければ、約1日後に硝酸塩、亜硝酸塩ともほぼ0ppmになる状態を観察できます。
Cこれで、BOXの細菌の養生は完了です。水槽や濾過槽内部の水中で強い水流が直接当たらない場所に付属の吸盤を用いて設置してください。
設置後約10時間後くらいに亜硝酸の濃度を測定し、水中に亜硝酸が無いことを確認してください。
設置後数時間から反応が出始め、2〜3週間後からほぼ完全に機能しだします。
水質テスターなどの測定で効果が確認できますのは、この時期以降になります。
通常、その水槽で本品使用による完全な安定状態になりますのは、1ヶ月程度になります。
(安定するほど、BOXの内壁が茶色、さらに黒くなっていきます。)
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