特報! 水換えなし 究極のパーフェクトタンク
 「RUPA−SYSTEM」入門講座はこちらから

購入方法、特定商取引に関する表示

お問い合わせ、見積もり、ご注文はこちらから

硝酸塩除去 還元BOX
商品の仕様
商品名      
還元BOX
CaBOX
効果 水中の硝酸塩(NO3)の除去専用 海水水槽において、濾過器内部で還元濾過の際に発生する二酸化炭素を利用し、BOX内部のpHを下げてサンゴ砂を溶解し、カルシウムイオン・炭酸水素イオン・マグネシウムイオンその他などを溶出します。

特にハードコーラルを飼育する場合に有効ですがソフトコーラルには必須ではないと考えております。

使用量・適応水槽目安 100Lまでの魚水槽 200Lまでのサンゴ水槽(につき1個)ただし、大型魚や水を大幅に汚す生き物が多い場合は、これ以上の数量を必要とします。

 本品稼動、安定後は硝酸塩の値が魚専用水槽では20〜30ppm程度、サンゴ水槽ではほぼ0〜5ppmであれば正常とお考え願います。

50〜200Lサンゴ水槽用(につき1個)
有効期間

(詰め替え使用できます。)

あくまで目安ですが、約1年程度です。詰め替えは内部の還元素材を追加して行いますが、生体や硝酸塩の生成が少ない水槽の場合は、減りは少なくなり、使用1年後でもほとんど減っていない場合もあります。

効果の低下を維持するため、設置後半年の時点で、減っている還元材・(CaBOXはパウダーサンゴ砂と還元材を半量づつ)を補充をお勧めします。)

価格
¥2200
外寸法
幅・奥行き:約8cm 高さ:約11cm
備考 用量の目安は、大雑把ですので魚が多く、与える餌の多い水槽は硝酸塩テスターで効果を確認しつつ、使用量の検討をおねがいします。

また、このほど当店の友店(後日、リンク当で紹介させていただきます。)の発見と実験で、淡水水草水槽での二酸化炭素の発生源としても有効に使用できることが分かりました。後日、詳細なデータを掲載させていただきます。(2008年1月7日追記)

本品は還元BOXの3分の1程度の硝酸塩除去能力を持ちます。魚の少ないサンゴ水槽などでは、本品だけで十分な硝酸塩除去を行える場合があります。

(還元素材は左記還元BOXの半量を使用していますが、カルシウムなどイオンが還元ろ過の活動を阻害する事を考慮しています。)また、アラゴナイト砂をご利用の水槽の場合、カルシウム値が370ppm程度以上から上がりにくくなるという現象が多数報告されています。あらかじめご留意いただけますよう、お願いいたします。

免責事項
本品 還元BOXは淡水・海水使用可能な 還元濾過(硝酸塩除去)濾過器 および カルシウムリアクターです。 海水魚の飼育におきまして、基本的に水変えが不要にしたいと、海水館さんが2002年に開発した飼育方式「活性底面法」を原型とし、この飼育方式を濾過器の形状にして水槽内に設置するだけでそれぞれ還元濾過(NO3除去)またはカルシウムリアクターを実現するものです。

 本品はそのろ過の特性上、亜硝酸や硫化水素などの危険性のある物質も産生する可能性のあるろ過器です。その危険性を十分にご承知いただいた上で、ご使用いただき、恐縮ながら、本品を利用したことによるいかなる損害は、一切免責とさせていただきます。

使用上のご注意
・本品は、上部フィルター、底面フィルター、密閉式、オーバーフロー式ろ過層など、しっかりと安定した物理的、好気的生物ろ過、およびそれによるエアーレーションなどがある環境で、水槽立ち上げ後2ヶ月以上経過した状態での使用をお願い致します。

・水槽の立ち上げ初期からの使用する場合は生体が全くいない状態でのみお願い致します。亜硝酸が無くなった状態を見計らって、生体を収容願います。

 ろ過能力の弱いナチュラルシステムまたベルリン式などでは還元ろ過の副作用である亜硝酸などの増加を招く場合があり、お勧めは致しかねます。

・還元ろ過器を設置直後にもっとも注意すべきは設置後2日間程度の亜硝酸の値です。これだけは十分にご注意いただき、よくご観察・測定をお願いします。

 もし上昇してきた場合は、本品を直ちに取り出してください。 一旦安定し、水槽内のろ過のバランスが取れた状態から急激に亜硝酸などが発生するということは、これまで例がございません。 また、ご使用前に飼育水中に硝酸塩が多いと一時に発生する有害な亜硝酸も多くなるため、予め水替えを行い硝酸塩30ppm程度以下に落としておいてください。 還元ろ過細菌は繁殖が非常に早く、設置後12時間程度ですでに活動が確認できるため、逆に使用法を誤まるとそれが大きな危険性もはらんでいます。ろ過器内に十分に細菌が繁殖し、細菌粘膜が出来ればこのようなことは極端に減り、通常の好気ろ過を行うフィルターがある状態ではほぼ問題がなくなります。 そのためにもご使用前には当ページおよび解説書に記載しております「細菌の養生」の手順を必ず行っていただきますようお願いいたします。

・本品内部は、使用中に還元ろ過細菌の温床になるため必然的に酸性になります。そのため、飼育水のpHが下がり気味になる場合があります。 この場合はKH上昇材を使用してpH7.8〜8.4を維持してください。また、水槽の酸欠を防ぐため、水槽内には十分なエアーレーションがかかった状態でご使用ください。(淡水水
槽の水草や、海水水槽のサンゴ・海草などが繁茂している水槽の各日中など、生物によって酸素が十分に供給される場合はこの限りではありません)

・レイアウトの景観上、本品を砂に埋める場合は粒系1mm以上の砂のできるだけ浅い場所に埋めてください。(本来は埋める必要はありません。)水槽内にヘドロが堆積していたりして、生体以外にも硝酸塩を産生するような状態の場合は、還元ろ過が効きにくい場合があります。

・設置・使用中のBOXの周りにに、白いカビ状のもの、また特に初期は固まり状のフワフワしたものが出ますが、これは繁殖した細菌があふれ出てきた状態、または好気的水域にでてきたために死亡した細菌の膜で、異常ではなく、魚が直接触れることはあまりよくないと考えられますが、これまで実害は発生していません。

 特に取り除く必要はありません。時間と共にある程度落ち着いてまいります。

・本品を使用し始めて最初の数週間、プロテインスキマーの泡の発生が少なくなってしまう場合が多いです。これは、水中に還元ろ過細菌のコロニーが流出しているためと思われ、時間と供に通常に戻ります。

・本品設置後に、還元ろ過細菌の流出で水が白く濁ることがあります。通常はごく薄っすらとしたにごりで生体に異常はありませんが、ミドリイシや敏感な生体を飼育されているときはご注意ください。この濁りは、設置後数日後〜2週間程度つづく場合が多く、日によって濁り方が違う場合もあります。

 また、ハードコーラル用に化学的に配合された一部の人工海水で本品を使用すると、還元素材との成分的な相性のため長期的に濁りが非常に消えにくいものがある事がこのたび分かりました。特に使用されている方の多い、デルフィスさんのライブシーソルトとの相性が極めて悪い様です。

 このような人工海水をご使用の場合、活性底面BOXのご使用をお控えいただけますよう、お願いたします。 
・ひどい場合はBOXをできるだけ早くに取り出し、別容器に飼育海水を入れBOXを漬け込み、3日間程度置くことで再養生を行い、その後再設置されることをお勧めいたします。 

・特にハードコーラル用に化学的に配合された一部の人工海水で本品を使用すると、長期的に濁りが非常に消えにくいものがある事がこのたび分かりました。

 還元ろ過との成分的な相性のためと思われます。 このような人工海水をご使用の場合、活性底面BOXのご使用をお控えいただけますよう、お願いたします。

ご使用・養生方法
養生の目的は、本品内部のデニトロゲン、そしてその外側のスポンジろ材に還元ろ過細菌を繁殖させることで、単に細菌数を増やす目的だけでなく、細菌の粘膜層を造成することで本品の外部に細菌が出てしまうことを避けるという目的がございます。

これを怠りますと、細菌が水中に出て行くことで水が濁り、また水槽内の好気条件下ではBOX内部に粘膜を作るのが遅く、なかなか水の濁りが取れないことがあり、必ずこの作業を行っていただきますよう、お願いいたします。

 なお、養生完了後、使用した水に亜硝酸が発生している場合は異常ではありません。容器内は止水のため、発生が見られますが、このまま、容器内でエアーレーションを行えば、約半日ほどで亜硝酸、硝酸塩ともほぼ0ppmになる状態を確認できます。

(本体に縛ってあるヒモはほどかずにそのまま使用します。)

養生は冬場などとくに気温の低いときなどは細菌の増殖が遅く、時間がかかります。このようなときは以下の方法の他に、本体と飼育水をビニール袋に入れて輪ゴムなどで縛り、水槽にうかべておく方法でも可能です。

@5〜10L程度のポリ・プラバケツなどの容器に飼育水槽の海水を取り、BOXが完全に浸るくらいの深さまで入れます。

A中に活性底面BOXを入れます。BOXが内部の空気で浮きますので、上部のウレタン部分を軽く押し空気を出来るだけ押し出します。

Bそれでもまだ浮きますので、上にレイアウト用岩、あるいは水を入れたペットボトルなど、水に溶け出さない性質の重石を載せて起きます。この状態で、約3日間置きます。(水が少し白く濁ってくることもあります。)

※このとき、養生した水には亜硝酸が発生していますが、これは飼育水の硝酸塩を還元した副作用であり、異常ではありません。もし気になる方は、養生終了後にBOXを入れたままエアーレーションしていただければ、約1日後に硝酸塩、亜硝酸塩ともほぼ0ppmになる状態を観察できます。  

Cこれで、BOXの細菌の養生は完了です。水槽や濾過槽内部の水中で強い水流が直接当たらない場所に付属の吸盤を用いて設置してください。

 設置後約10時間後くらいに亜硝酸の濃度を測定し、水中に亜硝酸が無いことを確認してください。
 設置後数時間から反応が出始め、2〜3週間後からほぼ完全に機能しだします。

水質テスターなどの測定で効果が確認できますのは、この時期以降になります。

通常、その水槽で本品使用による完全な安定状態になりますのは、1ヶ月程度になります。

(安定するほど、BOXの内壁が茶色、さらに黒くなっていきます。)

Copyright(C)2004 rupasika ,Inc All Rights Reserved